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〒111-0035 東京都台東区西浅草3-4-5
浅草教会は1886(明治19)年頃、メソヂスト監督派の宣教により浅草美以教会として浅草三間町二番地(駒形橋西側のあたり)に設立されました。 その後、三筋町、芝崎町、聖天横丁を経て、1903(明治36)年に現在の地に移りました。 当時の会堂は築地外国人居留地にあった築地美以教会の会堂を移築したもので、尖塔に鐘の付いたモダンな建物であったようです。 現在地での会堂は、第1次会堂が1905(明治38)年、日露戦争の講和条約締結に反対する暴徒により焼き討ちを受け全焼、第2次会堂が関東大震災により消失、第3次会堂が東京大空襲により灰燼に帰しました。 戦後はコンセットハットで礼拝を守り続けていましたが、1951(昭和26)年、第4次の会堂が献堂されました。 この会堂は、大正期より運営されていた小百合幼稚園の園舎としても使用され、多くの卒業生を送り出しました。 現在の会堂は2004(平成16)年1月に献堂されたもので、礼拝堂とともに納骨堂を備えたものになっています。 また、教会創立期から関東大震災に至るまで、台東区生涯学習センターの南側にあたる場所で美以美尋常高等小学校を併設していました。小百合幼稚園は少子化の影響から1996(平成8)年にその70余年にわたる歴史を閉じました。 現在は1941(昭和16)年にプロテスタント・キリスト教各派が合同して成立した日本基督教団に所属する教会となっています。